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本と雑誌 40冊 『香梅の門―桜田志士外伝―』 [本と雑誌]

隊長が読んだ「本と雑誌[本]」を紹介するシリーズの第40回は、『香梅の門―桜田志士外伝―をお送りします。


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帯書きは、「幕末の世を憂い、安寧を求めたのは何処も同じ。水戸はなぜ同藩士同士で争わねばならなかったのか──。尊王攘夷を掲げて、一時は幕政の表舞台に立ち、最後の将軍・徳川慶喜を輩出しながら、急速に時代の波から消えていった水戸藩の軌跡を、桜田門外にて井伊大老を襲撃した広木松之助を通じて描く歴史ロマン」。



この本は、水戸に在住していた高校の同級生から頂きました。



著者の小貫和也(おぬきかずや)氏は、1939年生まれ。茨城県出身。横浜市在住。



NHK大河ドラマ「西郷どん」⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/23d0cfdba09eebdb33af4923715060bc では、佐野史郎演じる井伊直弼が殺される「桜田門外の変」シーンが、わずか30秒足らずで終了し、話題となりました。



しかし、『香梅の門―桜田志士外伝―』では、襲撃側に加わった水戸藩の広木松之助の襲撃前後の葛藤を歴史的事実を踏まえ、丹念に描かれています。



幕末には、お寺が政治の裏舞台で重要な役割を果たしていたことを、改めて学びました。そして、今でも多くの寺院が、物語に登場した志士たちの墓を守って、後世にこの悲劇を伝えていることを知りました。



読み終えて、虚しさと同時にこの時代に起きた殺戮を“歴史の必然”として封じ込めてはいけないのだという思いが沸きました。



隊長が住む文京区には、水戸藩上屋敷跡地の「小石川後楽園」⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/085e5dae722af6a8ec88c994c5c592ba や、中屋敷跡地の東大農学部⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/981f8c378891c9f0de4b2ef528f1fe29 、志士たちが眠る寺院などがあります。



改めて、これらの地を訪れて、水戸藩の“悲劇”を追体験したいと思います。



『香梅の門―桜田志士外伝―』は、株式会社文芸社の文芸セレクション。発行日は、2016年9月15日。価格は、900円+税。


 



===「本と雑誌」バックナンバー ===
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/dc30502bb229b843454e38b8994f9be0


1~25冊  省略


26冊 2017/3/19 『諺で考える日本人と中国人』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1f1dad80dfd1065eb243e2a08f6f25fc


27冊 2017/3/28 『地球の歩き方 中国』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bf64e21d7878240fce15b1470914ac6f


28冊 2017/4/17 『田原著「水の彼方~Double Mono~」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/43b469cdfe84a213638a7a47d58fcb89


29冊 2017/4/30 『邱永漢著「たいわん物語」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/448237a0279a9991426d7e2c89c14e8f


30冊 2017/5/27 『サン=テグジュペリ著「夜間飛行」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f71a38f366d7cb3d2f9210556865a792


31冊 2017/6/10 『るるぶ イタリア '17 ちいサイズ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8fd07900803a6cdfe70085b562a20298


32冊 2017/8/10 『八十日間世界一周』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c75e0f2fd594adf77545d2a35f9501ff


33冊 2017/8/28 『レオナルド・ダ・ヴィンチ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4b435fa605fda003839cdeb7e61c2e4d


34冊 2017/9/18 『ルネサンス超入門』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/64ece681b5750e5855d15e681dd79fc0


35冊 2017/11/23『日本100名城めぐりの旅』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3adfccbb6d4f30113aaba407d0f42297


36冊 2018/2/3 『篠原ともえ「御朱印をはじめよう」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d1c8862364add0563c147d7f383bc13b


37冊 2018/2/11 『七福神の謎』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/55b58e54afffe373e69649d2c65cdddc


38冊 2018/3/17 『ん-日本語最後の謎に挑む』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4892698c255d0e922d4a5c8860453de3


39冊 2018/5/4 『司馬遼太郎「街道をゆく 本郷界隈」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/49ab040735f970ba1d3440835b38ccbc


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本と雑誌 39冊 『司馬遼太郎 「街道をゆく 本郷界隈」』 [本と雑誌]

隊長が読んだ「本と雑誌 [本]」を紹介するシリーズの第39回は、『司馬遼太郎街道をゆく 本郷界隈」』をお送りします。


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作家・司馬遼太郎の『街道をゆく』は、「週刊朝日」の連載として1971年に始まり、司馬さんが亡くなる1996年まで、25年にわたり続きました。



こうして残されたのが、書籍にして全43巻を数える大紀行『街道をゆく』です。



その第37巻目が、隊長の地元「本郷界隈」です。旅の時期は、1991年5月中旬、6月上旬、11月上旬。
  


構成は;


第一章  鴨がヒナを連れて
この章では、森鴎外や東京大学の成り立ちを取り上げています。


第二章 縄文から弥生へ
縄文時代の貝塚を発見した19世紀のアメリカ人、エドワード・S・モースのことなど。
    「弥生式土器発見の地」に関しては、こちらをご覧ください⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2839f0165062adf748ffb9c39d658fdd


第三章  加賀屋敷
     本郷の東大敷地が加賀藩の上屋敷だったことを改めて紹介しています。
     「赤門」をはじめ「東大の門」に関しては、こちらをご覧ください⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/780ae83bc27114fcd10db69f110a1817


第四章  〝古九谷〟と簪(かんざし)
     東大構内から〝古九谷〟と思われる古い陶磁器が出土したことなど。


第五章  水道とクスノキ
    「本郷給水所公苑」⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4fe9bdb9e7df0641759c2479d3a4aced
     樹齢約600年、高さ25メートル、直径3.3メートルに及ぶ「本郷の大楠」の紹介、など。


第七章  見返り坂
     享保年間に歯磨き粉の「乳香散」で繁盛した「かねやす」。


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「本郷もかねやすまでは江戸の内」と川柳に詠まれました。現在は洋服店になっています。


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第八章  藪下の道
    明治期には菊人形展でにぎわい、夏目漱石『三四郎』にも描かれた「団子坂」にまつわる話。 


第九章  根津権現
     今は、「つつじまつり」⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/13ab6556ca46cbe05e5751a96ac40795 で賑わう「根津権現(根津神社)」について。 


第十章  郁文館
私立校「郁文館中学校・高等学校」にまつわる話。 


第十一章 無縁坂
森鴎外の小説「雁」に出てくる「無縁坂」のこと。 


第十二章 岩崎邸
岩崎弥太郎と「旧岩崎邸庭園」⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5729611c2651987ee1d05353d9aca0e2 


第十三章 からたち寺
「からたち寺」と呼ばれた「麟祥院」⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/409bcc9fb53107fc6a5240f7b7e3c817


第十四章 湯島天神 ⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/87584188e1ce0a47fad76e5a475d696a     


第十五章 真砂町
坪内逍遥。「真砂図書館」⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fcbb21e9ffb2fd03b97f50c9145e57a9 のこと。


第十六章 給費生
正岡子規について。 


第十七章 一葉
     樋口一葉のこと。その名は、炭団のように人が転がり落ちるからとも、炭団を商う人がいたからとも云われる「炭団坂」。 


第十八章 福山坂
     備後福山藩丸山中屋敷(江戸の藩邸)の藩校「誠之館(せいしかん)」。その後身が、隊長が卒業した小学校⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/afa2834577b65935d793b8f894b88d12 です。


第十九章 追分
本郷の東京大学の西辺を北上している本郷通りと、旧白山通りが枝分かれしている分岐点が、江戸時代以来、追分といわれてきました。
     本郷通り沿いには、隊長が卒業した中学校⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/eb41553788cbd7cc28ec992ade640ceb が、旧白山通り沿いにはドラマのロケにも使用された「西片町教会」⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/959bfb25b87bd966937a95d75447bf86 が、あります。


第二十章 水戸家
     本郷とその周辺に水戸徳川家の藩邸が二つありました。ひとつは、「小石川後楽園」⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/085e5dae722af6a8ec88c994c5c592ba で、現東大農学部構内になった向ヶ岡の中屋敷です。


第二十一章 傘谷坂の雨
      現在の「サッカー通り」⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3dab70818cdee20ffa66c2ad8c63b0bd の一部が、「傘谷坂(かさだにさか)」と呼ばれていました。


第二十二章 朱舜水
      「小石川後楽園」⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/085e5dae722af6a8ec88c994c5c592ba の造成にも関わった明の遣臣・朱舜水(しゅしゅんすい)。 


第二十三章 近藤重蔵
西善寺に墓のある、北方探検家・近藤重蔵(1771~1829)について。


第二十四章 秋帆と洪庵
      本郷大円寺に墓のある、西洋砲術家・高島秋帆(1798~1866)と、高林寺に墓のある将軍の侍医(奥御医師)・緒方洪庵(1810~1863)について。


第二十五章 最上徳内
      蓮光寺に墓のある、北方探検家・最上徳内(1755~1836)について。


第二十六章 漱石と田舎
小説「三四郎」と「坊ちゃん」から夏目漱石の都会(東京)感、田舎感の考察。


第二十七章 車中
      三四郎が郷里熊本から東大に進学するために上京する車中での出来事。


第二十八章 三四郎池
江戸初期に造られた名庭園「育徳園」の池。漱石の小説「三四郎」にちなんで「三四郎池」と呼ばれるようになりました。



読了して感じた事:司馬遼太郎さんが旅をした1991年頃の「本郷界隈」は、2018年の今日でも大きな変化はありません。東京の他の街より、歴史の重みが、まだまだ残っている地域ではないでしょうか。



隊長が読んだ『街道をゆく 本郷界隈』は、朝日新聞社の朝日文芸文庫。発行日は、1996年7月1日。価格は、520円+税。



尚、この本に登場する舞台となる『湯島・上野の地図』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9fdabfdb3c1862b9510c1fe9ecfc6690


『本郷・東大前の地図』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/edb91db8e9d2ad38e4623ec3b984727c


『本郷・春日の地図』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/01350f793d004d68686db8f749544c32 です。


 


===「本と雑誌」バックナンバー ===
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1~25冊  省略


26冊 2017/3/19 『諺で考える日本人と中国人』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1f1dad80dfd1065eb243e2a08f6f25fc


27冊 2017/3/28 『地球の歩き方 中国』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bf64e21d7878240fce15b1470914ac6f


28冊 2017/4/17 『田原著「水の彼方~Double Mono~」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/43b469cdfe84a213638a7a47d58fcb89


29冊 2017/4/30 『邱永漢著「たいわん物語」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/448237a0279a9991426d7e2c89c14e8f


30冊 2017/5/27 『サン=テグジュペリ著「夜間飛行」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f71a38f366d7cb3d2f9210556865a792


31冊 2017/6/10 『るるぶ イタリア '17 ちいサイズ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8fd07900803a6cdfe70085b562a20298


32冊 2017/8/10 『八十日間世界一周』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c75e0f2fd594adf77545d2a35f9501ff


33冊 2017/8/28 『レオナルド・ダ・ヴィンチ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4b435fa605fda003839cdeb7e61c2e4d


34冊 2017/9/18 『ルネサンス超入門』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/64ece681b5750e5855d15e681dd79fc0


35冊 2017/11/23『日本100名城めぐりの旅』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3adfccbb6d4f30113aaba407d0f42297


36冊 2018/2/3 『篠原ともえ「御朱印をはじめよう」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d1c8862364add0563c147d7f383bc13b


37冊 2018/2/11 『七福神の謎』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/55b58e54afffe373e69649d2c65cdddc


38冊 2018/3/17 『ん-日本語最後の謎に挑む』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4892698c255d0e922d4a5c8860453de3


タグ:司馬遼太郎
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本と雑誌 38冊 『ん-日本語最後の謎に挑む』 [本と雑誌]

隊長が読んだ「本と雑誌 [本]」を紹介するシリーズの第38回は、『ん-日本語最後の謎に挑む』をお送りします。


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日本語には大きな謎がある。母音でも子音でもなく、清音でも濁音でもない、単語としての意味を持たず、決して語頭には現れず、かつては存在しなかったという日本語「ん」。



「 ん」とは、一体何なのか?「ん」はいつ誕生し、どんな影響を日本語に与えてきたのか? 



空海、明覚、本居宣長、幸田露伴など碩学の研究と、日本語の歴史から「ん」誕生のミステリーを解き明かすのが、本書です。



著者の山口 謠司(ようじ)さんは、1963年生まれ。大東文化大学文学部准教授(中国文献学)。フランス国立高等研究院大学院に学ぶ。ケンブリッジ大学東洋学部共同研究員を経て、現職。



この本を読もうと思ったのは、2月24日に放送された『世界ふしぎ発見~超人空海 唐留学の謎に迫る~』⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/586e1eb40ce625295f76b71c87fe51cf の中で紹介されたからです。



番組では、「ん」は、空海が中国から持ち帰ったと、山口さんと共に著書が登場しました。
  


構成は;


第一章 「ん」の不思議


第二章 「ん」の起源


第三章 「ん」と空海


第四章 天台宗と「ん」


第五章 サンスクリット語から庶民の言語へ


第七章 「ん」の謎に挑む


第八章 「ん」の文字はどこから現れたか


第九章 明治以降の「ん」研究


第十章 「ん」が支える日本の文化



最も興味を惹かれたのは、やはり第三章です。もともと、中国にもなかった、インドのサンスクリット語を起源とする「ん」を空海が持ち帰ったとする説です。



本書を読んで、日本語の奥深さと、日本語の仏教との関わり、日本と中国との文化・言語の関係、を改めて学びました。



言語学に関する本は、これまでに、『日本の「仕事の鬼」と中国の<酒鬼>』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ed3edee244cf65f41b5071bdc4bae8ea



『外国人力士はなぜ日本語がうまいのか』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/36dd3aaf4ea07815f7db88ae141ab7aa



『諺で考える日本人と中国人』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1f1dad80dfd1065eb243e2a08f6f25fc 、などを読んできました。



このジャンルと、比較文化論の本には、興味があります。



『ん-日本語最後の謎に挑む』は、新潮社の新潮新書。発行日は、2010年2月20日。価格は、680円+税です。


 


 


===「本と雑誌」バックナンバー ===
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/dc30502bb229b843454e38b8994f9be0


1~25冊  省略


26冊 2017/3/19 『諺で考える日本人と中国人』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1f1dad80dfd1065eb243e2a08f6f25fc


27冊 2017/3/28 『地球の歩き方 中国』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bf64e21d7878240fce15b1470914ac6f


28冊 2017/4/17 『田原著「水の彼方~Double Mono~」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/43b469cdfe84a213638a7a47d58fcb89


29冊 2017/4/30 『邱永漢著「たいわん物語」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/448237a0279a9991426d7e2c89c14e8f


30冊 2017/5/27 『サン=テグジュペリ著「夜間飛行」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f71a38f366d7cb3d2f9210556865a792


31冊 2017/6/10 『るるぶ イタリア '17 ちいサイズ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8fd07900803a6cdfe70085b562a20298


32冊 2017/8/10 『八十日間世界一周』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c75e0f2fd594adf77545d2a35f9501ff


33冊 2017/8/28 『レオナルド・ダ・ヴィンチ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4b435fa605fda003839cdeb7e61c2e4d


34冊 2017/9/18 『ルネサンス超入門』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/64ece681b5750e5855d15e681dd79fc0


35冊 2017/11/23『日本100名城めぐりの旅』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3adfccbb6d4f30113aaba407d0f42297


36冊 2018/2/3 『篠原ともえ「御朱印をはじめよう」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d1c8862364add0563c147d7f383bc13b


37冊 2018/2/11 『七福神の謎』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/55b58e54afffe373e69649d2c65cdddc


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本と雑誌 37冊 『七福神の謎』 [本と雑誌]

隊長が読んだ「本と雑誌 [本]」を紹介するシリーズの第37回は、『七福神(ひちふくじん)の謎』をお送りします。


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『七福神』は、「恵比寿様(えびすさま)」、「大黒天(だいこくてん)」、「弁財天(べんざいてん)」、「毘沙門天(びしゃもんてん)」、「福禄寿(ふくろくじゅ)」、「寿老人(じゅろうじん)」、「布袋尊(ほていそん)」からなり、江戸中期から庶民の信仰の対象とされて来ました。



去年の11月に、突然、“御朱印巡り”に目覚め⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e23a591aa7b880a9e451c519dc5e14a5 、そこから派生した“七福神巡り”も始めました⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e6336cfa557a320ab98576b046fc1627



“七福神巡り”を始めたのに、七福神のことをよく知らず、また、中国や台湾を旅行した際に、“七福神の宝船”によく似た絵や像を見かけたことが何度かあったので、参考になる本がないかと探していたところに、本書を見つけました。


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写真は、中国蓬莱市の「八仙祠」にて。



著者の武光誠さんは、1950年生まれ。東京大学大学院国史学科卒業、同大学院博士課程終了。比較文化的視点を用い、幅広く日本史、日本思想史を研究する一方で、長年にわたって執筆活動を行っています。



この本の構成は;


第一章 笑う門には福来る。七福神とはどんな神様なのか?


第二章 唯一の日本生まれの神様、恵比寿様


第三章 日印ハーフ? 七福神のリーダー、大黒天の謎


第四章 紅一点の弁財天は美女なのか?


第五章 武将が敬愛した毘沙門天


第六章 同一神なのか?寿老人と福禄寿の謎


第七章 布袋様は実在の人物


第八章 なぜ日本人は七福神が好きなのか


第九章 七福神の歴史


第十章 歴史上の人物と七福神



本書の冒頭で、七福神は次の様に説明されています;


恵比寿様:七福神の中で唯一の日本生まれの神様。日本神話に出てくる伊弉諾尊(いざなきのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)の間の子である蛭子命(ひるこのみこと)と、大国主命(おおくにぬしのみこと)の子の事代主命(ことしろぬしのみこと)が恵比寿様とされています。


大黒天:インドの神で、仏教に取り入れられた台所の神とされた仏。大国主命の別の姿ともされる。


弁財天:インドの川の神で、仏教に取り入れられて知恵の仏とされた。宗像神社や厳島神社の祭神である市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)の別の姿ともされる。


福禄寿:中国で祭られた南極星の神。中国の泰山の山の神ともされる。


寿老人:中国で祭られた南極星の神で、道教の開祖である老子ともいわれる。


布袋尊:中国で九世紀後半から十世紀にかけて実在した禅僧。かれの没後、布袋尊は弥勒菩薩(みろくぼさつ)の化身とする信仰がつくられた。



この本を読んで、七人の神様はどこから来たのか、なぜ日本人に人気があるのか、どうして、祭られているのがお寺であったり、神社であったりするのか、などがわかりました。



本書では、“七福神の宝船の絵”は、古代の日本人は「幸福が海の果てから来る」という考え持っていて、徳川家康が狩野派の画家に描かせたことにより“七福神の宝船の絵”が江戸時代に庶民に広がったと書かれています。



しかし、隊長は、蓬莱市で知った八人の仙人が海を渡った「八仙過海」の物語が、“七福神の宝船の絵”のルーツになったのでは、と考えています。



『七福神の謎』の発行は、祥伝社。発行日は、2013年12月20日。価格は、590円+税です。


 


 


===「本と雑誌」バックナンバー ===
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1~25冊  省略


26冊 2017/3/19 『諺で考える日本人と中国人』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1f1dad80dfd1065eb243e2a08f6f25fc


27冊 2017/3/28 『地球の歩き方 中国』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bf64e21d7878240fce15b1470914ac6f


28冊 2017/4/17 『田原著「水の彼方~Double Mono~」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/43b469cdfe84a213638a7a47d58fcb89


29冊 2017/4/30 『邱永漢著「たいわん物語」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/448237a0279a9991426d7e2c89c14e8f


30冊 2017/5/27 『サン=テグジュペリ著「夜間飛行」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f71a38f366d7cb3d2f9210556865a792


31冊 2017/6/10 『るるぶ イタリア '17 ちいサイズ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8fd07900803a6cdfe70085b562a20298


32冊 2017/8/10 『八十日間世界一周』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c75e0f2fd594adf77545d2a35f9501ff


33冊 2017/8/28 『レオナルド・ダ・ヴィンチ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4b435fa605fda003839cdeb7e61c2e4d


34冊 2017/9/18 『ルネサンス超入門』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/64ece681b5750e5855d15e681dd79fc0


35冊 2017/11/23『日本100名城めぐりの旅』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3adfccbb6d4f30113aaba407d0f42297


36冊 2018/2/3 『篠原ともえ「御朱印をはじめよう」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d1c8862364add0563c147d7f383bc13b


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本と雑誌 36冊 『篠原ともえ 「御朱印をはじめよう」』 [本と雑誌]

隊長が読んだ「本と雑誌[本]」を紹介するシリーズの第36回は、『篠原ともえ 御朱印をはじめよう」』をお送りします。


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去年の11月に、突然、御朱印集めに目覚めてしまいました。



御朱印集めの初心者として、何か参考になる本がないかと探していたところに、出会ったのが本書です。



著者の篠原ともえさんは、1990年代にテレビのバラエティ番組で“シノラー”として一世を風靡しました。現在は、タレント、女優、ナレーター、衣装デザイナーとしてマルチな活躍をされていますよね。



この本では、自他ともに“御朱印ガール”と認める篠原ともえさんが、御朱印を思う存分楽しむためのコツを授しています。



また、タイプ別全国御朱印&御朱印帳図鑑では、篠原さんがおすすめする“ かわいい・超レア・御利益がある”御朱印&御朱印帳を一挙公開しています。



さらに御朱印ガール 仲間の中川翔子さんが対談で登場し、御朱印の魅力を思う存分に語っています。



本書を読んで、参拝の作法・御朱印のいただき方を再確認出来たのと、篠原流御朱印集めの楽しみ方を知ることが出来ました。



『御朱印をはじめよう』の発行は、株式会社枻(えい)出版社。発行日は、2017年12月30日。価格は、1,300円+税です。



尚、隊長がこれまでに拝受した御朱印の数は、15です。



詳細は、こちらの記事一覧をご参照下さい⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e23a591aa7b880a9e451c519dc5e14a5


 


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1~20冊  省略


21冊 2016/12/7 『テレサ・テンが見た夢』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/003c34225930ed81542e35caf5ec30fc


22冊 2016/12/22『カクテル・ハンドブック』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a1f052d9bc97050f8418a8e12a5f4849


23冊 2017/1/12 『高倉健著「少年時代」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4243287003a72879856b54f7fd572ada


24冊 2017/2/9 『絵本「星の王子さま」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/10551068b08e5edb57b0be02773b31a1


25冊 2017/3/9 『瞳みのる 老虎再来』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4f839d9bbe229dc378239e5811877561


26冊 2017/3/19 『諺で考える日本人と中国人』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1f1dad80dfd1065eb243e2a08f6f25fc


27冊 2017/3/28 『地球の歩き方 中国』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bf64e21d7878240fce15b1470914ac6f


28冊 2017/4/17 『田原著「水の彼方~Double Mono~」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/43b469cdfe84a213638a7a47d58fcb89


29冊 2017/4/30 『邱永漢著「たいわん物語」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/448237a0279a9991426d7e2c89c14e8f


30冊 2017/5/27 『サン=テグジュペリ著「夜間飛行」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f71a38f366d7cb3d2f9210556865a792


31冊 2017/6/10 『るるぶ イタリア '17 ちいサイズ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8fd07900803a6cdfe70085b562a20298


32冊 2017/8/10 『八十日間世界一周』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c75e0f2fd594adf77545d2a35f9501ff


33冊 2017/8/28 『レオナルド・ダ・ヴィンチ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4b435fa605fda003839cdeb7e61c2e4d


34冊 2017/9/18 『ルネサンス超入門』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/64ece681b5750e5855d15e681dd79fc0


35冊 2017/11/23『日本100名城めぐりの旅』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3adfccbb6d4f30113aaba407d0f42297


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本と雑誌 35冊 『日本100名城めぐりの旅』 [本と雑誌]

隊長が読んだ「本と雑誌[本]」を紹介するシリーズの第35回は、『日本100名城めぐりの旅』をお送りします。


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最近は、空前の「城めぐり」ブームだそうです。「城めぐり」と言えば、中高年男性の趣味のイメージでしたが、外国人や「歴女」が現在のブームの後押しをしているとのことです。



隊長は、以前はお城に殆ど興味を持っていませんでした。しかし、二年前の『飛騨高山・白川郷・松本・高遠』旅行⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/beb7aed85d23c8997bb6b7d656293ef0 を皮切りに、年に1~2回叔父さんと従兄弟の三人で国内旅行をするようになってから、少しずつ興味を持つようになりました。



同行してくれる従兄弟が城好きで、「日本100名城」全てを制覇していて、いろいろと教えてくれます。



隊長が、100名城の内、訪れたことがあるのは、北から;


五稜郭(北海道)⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1769796e56a20a6b688177cb13288b25


弘前城(青森県)⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f69e52a51466405dc1ed50304f68d261


仙台城(宮城県)


会津若松城(福島県)


白河小峰城(福島県)


川越城(埼玉県)⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f304b14114cf8a63eddf56e31a1c7b6a


江戸城(東京都)


小田原城(神奈川県)


松本城(長野県)⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/be881636a70d4194bf3f76e0ce211964


高遠城(長野県)⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ca7a9520f489ca81fde53409026de928


駿府城(静岡県)⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d29818973e7778e73509673e49e08c2f


伊賀上野城(三重県)⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/29da0ff3d76442ad7fcfc08b2845e474


大阪城(大阪府)


広島城(広島県)⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a0a3c93a22f4d5ff14c6102b1fe76aaa


高松城(香川県)


首里城(沖縄県)


の16城。100名城の内、二割にも届きません。残り84城に関する知識も殆どなく、訪れた名城の内、リンク先がない城は、記録もないし、記憶もあやふやです。



そこで、もっと100名城のことを知ろうと、本を探していました。「公式ガイドブック」もあるのですが、この本に出会いました。



著者の萩原さちこさんは、城郭(じょうかく)ライター・編集者、日本城郭協会理事・学術委員会学術委員で、小学2年生で城に魅せられたそうです。本書を始め、城郭に関する著書が多数あります。



選んだ理由は、著者が、登城の際にどんなところに注目して楽しんでいるのかを、写真と図版で詳細解説してくれているからです。



著者独自の「石垣」、「天守」、「櫓&門&御殿」、「山城」、「縄張」、「合戦の舞台」、「戦国武将」の、7つの“城の楽しみ方”を教えてくれます。



本書を読んで、城への興味が深まりましたが、残念なのは、100名城全てを、紹介してくれていない点です。



これって、著者の他の著書を読んで下さいということでしょうかね。



尚、『日本100名城めぐりの旅』の出版社は、株式会社学研プラス。発行日は、2017年3月30日。価格は、1,000円+税です。


 


===「本と雑誌」バックナンバー ===
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1~20冊  省略


21冊 2016/12/7 『テレサ・テンが見た夢』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/003c34225930ed81542e35caf5ec30fc


22冊 2016/12/22『カクテル・ハンドブック』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a1f052d9bc97050f8418a8e12a5f4849


23冊 2017/1/12 『高倉健著「少年時代」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4243287003a72879856b54f7fd572ada


24冊 2017/2/9 『絵本「星の王子さま」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/10551068b08e5edb57b0be02773b31a1


25冊 2017/3/9 『瞳みのる 老虎再来』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4f839d9bbe229dc378239e5811877561


26冊 2017/3/19 『諺で考える日本人と中国人』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1f1dad80dfd1065eb243e2a08f6f25fc


27冊 2017/3/28 『地球の歩き方 中国』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bf64e21d7878240fce15b1470914ac6f


28冊 2017/4/17 『田原著「水の彼方~Double Mono~」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/43b469cdfe84a213638a7a47d58fcb89


29冊 2017/4/30 『邱永漢著「たいわん物語」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/448237a0279a9991426d7e2c89c14e8f


30冊 2017/5/27 『サン=テグジュペリ著「夜間飛行」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f71a38f366d7cb3d2f9210556865a792


31冊 2017/6/10 『るるぶ イタリア '17 ちいサイズ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8fd07900803a6cdfe70085b562a20298


32冊 2017/8/10 『八十日間世界一周』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c75e0f2fd594adf77545d2a35f9501ff


33冊 2017/8/28 『レオナルド・ダ・ヴィンチ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4b435fa605fda003839cdeb7e61c2e4d


34冊 2017/9/18 『ルネサンス超入門』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/64ece681b5750e5855d15e681dd79fc0


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本と雑誌 34冊 『ルネサンス超入門』 [本と雑誌]

隊長が読んだ「本と雑誌[本]」を紹介するシリーズの第34回は、『ルネサンス超入門』をお送りします。


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15世紀前半、イタリアのフィレンツェで産声をあげ、その後、ローマやヴェネツィアなどの周辺都市へと波及していった「ルネサンス」。



その美術の革新は、多くの美術家たちに影響を与え、今もなお私たちを魅了してやみません。



一方で、レオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonardo da Vinci)の ≪モナ・リザ≫、ミケランジェロの≪ダヴィデ≫、ボッティチェッリの ≪ヴィーナス誕生≫など、誰もが一度は目にしたことがある作品ですが……、これらはなぜ名画と呼ばれているのか? 



どのように見れば良いのか? 意外と知らないことばかりです。そこで本書では、ルネサンスの基本知識から、代表的な作家とその作品をピックアップして紹介しています。



構成は;


〇ヤマザキマリが語るルネサンスの魅力


〇はやわかりルネサンス基本講座


〇ルネサンス美術図鑑


〇大人の美術館鑑賞術


〇一度は訪ねてみたい世界の美術館巡り


〇片岡鶴太郎流 アートの楽しみ方


〇イタリア・ルネサンス観光ガイド


と、なっています。



この本の“売り”は、冒頭の「テルマエ・ロマエ」「プリニウス」の作者、ヤマザキマリさんが語るルネサンスの魅力でしょう。



素人(しろうと)には難解なルネサンスの知識を、平易に解説してくれています。



ヤマザキマリさん、NHKのテレビ語学講座『旅するイタリア語』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c47be7713ebf72b0cdfe5501cc00e0f9 にも登場して、ルネサンス美術の鑑賞の仕方を語っていますね。



『ルネサンス超入門』を読もうと思ったのは、今年7月のイタリア⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/38cc1df92a227c1d00f3da7e67fe081e に行った際に、あまりにもルネサンスの知識が乏しいと思い知ったからです。



この本の前には、『レオナルド・ダ・ヴィンチ』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4b435fa605fda003839cdeb7e61c2e4d を読んでいます。



特に興味を持ったのは、レオナルド・ダ・ヴィンチが、ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の食堂の壁に「最後の晩餐」⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/de059770abb68804e9784d159c91730a を書いたのは、1494~98年にかけてと言われています。



それより前の1447年に、アンドレア・デル・カスターニョが、フィレンツェのサンタボローニア修道院の食堂の壁に「最後の晩餐」を描いていたということです。



「最後の晩餐」は、いろいろな画家によって描かれていることは知っていましたが、修道院の食堂の壁に描いたのは、レオナルド・ダ・ヴィンチだけではなかったのですね。



修道院の食堂の壁に描くのは、毎日食事[レストラン]を取る修道女たちに、イエスと同席している様に感じさせるためだそうです。



その頃の修道女たち、食事の時間は楽しみや息抜きではなく、修行だったとは大変でしたね。



本書には、名画の画像がふんだんに使われています。それでも、1,000円(+税)という定価なのは、ムック本だから出来るのでしょう。



尚、『ルネサンス超入門』の発行は、株式会社枻(えい)出版社。発行は、2017年7月30日。


 


===「本と雑誌」バックナンバー ===
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1~20冊  省略


21冊 2016/12/7 『テレサ・テンが見た夢』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/003c34225930ed81542e35caf5ec30fc


22冊 2016/12/22『カクテル・ハンドブック』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a1f052d9bc97050f8418a8e12a5f4849


23冊 2017/1/12 『高倉健著「少年時代」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4243287003a72879856b54f7fd572ada


24冊 2017/2/9 『絵本「星の王子さま」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/10551068b08e5edb57b0be02773b31a1


25冊 2017/3/9 『瞳みのる 老虎再来』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4f839d9bbe229dc378239e5811877561


26冊 2017/3/19 『諺で考える日本人と中国人』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1f1dad80dfd1065eb243e2a08f6f25fc


27冊 2017/3/28 『地球の歩き方 中国』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bf64e21d7878240fce15b1470914ac6f


28冊 2017/4/17 『田原著「水の彼方~Double Mono~」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/43b469cdfe84a213638a7a47d58fcb89


29冊 2017/4/30 『邱永漢著「たいわん物語」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/448237a0279a9991426d7e2c89c14e8f


30冊 2017/5/27 『サン=テグジュペリ著「夜間飛行」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f71a38f366d7cb3d2f9210556865a792


31冊 2017/6/10 『るるぶ イタリア '17 ちいサイズ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8fd07900803a6cdfe70085b562a20298


32冊 2017/8/10 『八十日間世界一周』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c75e0f2fd594adf77545d2a35f9501ff


33冊 2017/8/28 『レオナルド・ダ・ヴィンチ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4b435fa605fda003839cdeb7e61c2e4d


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本と雑誌 33冊 『レオナルド・ダ・ヴィンチ』 [本と雑誌]

隊長が読んだ「本と雑誌[本]」を紹介するシリーズの第33回は、『レオナルド・ダ・ヴィンチ』をお送りします。


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この本は、西村書店の「アート・ライブラリー」全44巻の一冊です。「アート・ライブラリー」は、中世から現代までの西洋美術家の中から、とりわけ日本でも人気の高い画家を中心に、その生涯や制作の時代背景なども併せて作品を紹介する画集シリーズです。



著者は、米ニューハンプシャー大学美術史学科教授の、Patricia Emison(パトリシア・エミソン)。専門は、イタリアのルネサンス美術およびバロック美術です。



訳者は、愛知県立芸術大学名誉教授の森田義之と、小林もり子。



内容は、「盛期ルネサンス」と呼ばれた驚くべき美術の全盛期を開きながらも、その芸術と人生は時代から逸脱していた、Leonardo da Vinci(レオナルド・ダ・ヴィンチ)。



彼の画業をカラー図版48点、挿図42点、年譜と、詳しい解説で、紹介しています。芸術家、科学者、そして発明家、多方面にその才能をいかんなく発揮した、レオナルド・ダ・ヴィンチ。



芸術においても数々の不朽の名作をこの世に送りだしました。本書では、その中からレオナルドの代表作《モナ・リザ》、《最後の晩餐》、《岩窟の聖母》、《受胎告知》など、日本でも有名な作品のほか、彼の手稿や素描も取り上げています。



ご存知の方も多いと思いますが、レオナルド・ダ・ヴィンチ、日本では、“ダ・ヴィンチ”と呼ばれていますが、イタリアで“da Vinci”と言っても、誰にもわかってもらえません。



“da Vinci”とは、“ヴィンチ村の”という意味です。本書の原題も、「LEONARD」となっています。



この本を読んだのは、イタリアに行き、作品を生で観て、もっと彼の事を知りたいと思ったからです。



フィレンツェの「ウフィッツィ美術館」⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c22ab514939b286767d06ba5d01d80df で観た《東方三博士の礼拝》。


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この作品は、フィレンツェ郊外のサン・ドナート修道院が、附属聖堂の主祭壇のための板絵として頼みました。レオナルドが、ミラノに旅立つ前に書かれましたが、“未完成”でした。


まだ下書き状態だったこの板絵は、ベンチ家の館に保管されることになりました。修道院は、フィリッピーノ・リッピに新たに制作を依頼したとのこと。そのリッピの作品も、ウフィッツィ美術館に収蔵されています。



同じくウフィッツィ美術館で観た《キリストの洗礼》。レオナルドの師、アンドレア・ヴェロッキオとの共作といわれています 。


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両手を重ねあわせる天使を描いたのが、ヴェロッキオ。キリストの衣を持つ天使が、レオナルド。



ヴェロッキオは、自分の描いた天使との違いを目の当たりにして、絵筆を取ることを放棄し、彫刻に力を注ぐようになった、と本書に書かれています。



同館で本物に接して感動した《受胎告知》。この作品は、レオナルドが独立した画家となる前に、師ヴェロッキオの工房で制作されたと推測される、と著者は語っています。


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この絵は、その形状から、祭壇画として用いられた作品ではなかったことがわかります。この横長の画面の形状は、レオナルド自身によって選ばれたのだろうと書かれています。



ひざまずく天使と腰かけるマリアを、いくらかの距離をおいてあらわすのに、適当な形状だったからであると結論づけています。



ミラノの「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」の食堂で観た《最後の晩餐》⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/de059770abb68804e9784d159c91730a


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1494~98年にかけて、漆喰壁にテンペラと油彩で書かれたこの作品、下部に扉口があります。作品完成前からあった扉口だと思っていましたが、後世に開けられたそうです。



レオナルドの名声は、この作品の制作当初から高まり、それにも関わらず、1652年に扉口が開けられたことから、作品が現在考えれれているほど、当時は特別なものとしてみなされていなかったと、この本の著者は語っています。



レオナルドは、人体解剖にも多くの時間を費やし、その解剖研究に基づき《人体均衡図》などを描いています。



心理学者のジークムント・フロイトが、彼を心理学的パターンで分析しているとの記述も興味深かったです。



尚、『レオナルド・ダ・ヴィンチ』の体裁は、A4変型、126p。発行は西村書店。定価は、2,400円(+税)です。


 



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1~20冊  省略


21冊 2016/12/7 『テレサ・テンが見た夢』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/003c34225930ed81542e35caf5ec30fc


22冊 2016/12/22『カクテル・ハンドブック』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a1f052d9bc97050f8418a8e12a5f4849


23冊 2017/1/12 『高倉健著「少年時代」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4243287003a72879856b54f7fd572ada


24冊 2017/2/9 『絵本「星の王子さま」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/10551068b08e5edb57b0be02773b31a1


25冊 2017/3/9 『瞳みのる 老虎再来』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4f839d9bbe229dc378239e5811877561


26冊 2017/3/19 『諺で考える日本人と中国人』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1f1dad80dfd1065eb243e2a08f6f25fc


27冊 2017/3/28 『地球の歩き方 中国』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bf64e21d7878240fce15b1470914ac6f


28冊 2017/4/17 『田原著「水の彼方~Double Mono~」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/43b469cdfe84a213638a7a47d58fcb89


29冊 2017/4/30 『邱永漢著「たいわん物語」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/448237a0279a9991426d7e2c89c14e8f


30冊 2017/5/27 『サン=テグジュペリ著「夜間飛行」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f71a38f366d7cb3d2f9210556865a792


31冊 2017/6/10 『るるぶ イタリア '17 ちいサイズ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8fd07900803a6cdfe70085b562a20298


32冊 2017/8/10 『八十日間世界一周』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c75e0f2fd594adf77545d2a35f9501ff


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本と雑誌 32冊 『八十日間世界一周』 [本と雑誌]

隊長が読んだ「本と雑誌[本] を紹介するシリーズの第32回は、『八十日間世界一周』をお送りします。


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『八十日間世界一周』は、フランスの小説家 「Jules Gabriel Verne (ジュール・ヴェルヌ)」による、1872年に出版された冒険小説です。



あらすじは、イギリス人の資産家 フォッグ卿は、八十日間で世界一周ができることに二万ポンドを賭けた自ら立証の旅に、ロンドンから出発します。



お供は、前日に雇ったばかりのフランス人の執事 パスパルトゥー。十九世紀の汽船、列車、象、ありとあらゆる乗り物を駆って波瀾に富んだ旅行が繰り広げられます。



そして、賭けの結果は。。。



この小説は、ヴェルヌが書いた「海底二万里」、「十五少年漂流記」とともに、少年・少女版を小学校の図書館で貪り読んでいました。



読んでいる内に、いつしか小説の世界に入り込んでしまったかの様に、興奮したものでした。



今回読んだのは、江口清訳の角川文庫版。



何十年かぶりに読もうと思ったのは、イタリア旅行⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/47b406887e7c83e66dcaa958cb54a44a の片道12~13時間の機内での読み物に最適だったからです。



事前にネットで、「アリタリア航空の機内エンターテインメントは、貧弱なので、文庫を持ち込んで読みました」との投稿を読んだからです。



ヨーロッパ往復の飛行機の機内に、夢あふれるこの物語は相応しいと判断しました。



読み終わって、その選択は正しかったと確信しました。



尚、角川文庫『八十日間世界一周』の定価は、580円(+税)です。


 



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21冊 2016/12/7 『テレサ・テンが見た夢』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/003c34225930ed81542e35caf5ec30fc


22冊 2016/12/22『カクテル・ハンドブック』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a1f052d9bc97050f8418a8e12a5f4849


23冊 2017/1/12 『高倉健著「少年時代」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4243287003a72879856b54f7fd572ada


24冊 2017/2/9 『絵本「星の王子さま」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/10551068b08e5edb57b0be02773b31a1


25冊 2017/3/9 『瞳みのる 老虎再来』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4f839d9bbe229dc378239e5811877561


26冊 2017/3/19 『諺で考える日本人と中国人』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1f1dad80dfd1065eb243e2a08f6f25fc


27冊 2017/3/28 『地球の歩き方 中国』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bf64e21d7878240fce15b1470914ac6f


28冊 2017/4/17 『田原著「水の彼方~Double Mono~」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/43b469cdfe84a213638a7a47d58fcb89


29冊 2017/4/30 『邱永漢著「たいわん物語」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/448237a0279a9991426d7e2c89c14e8f


30冊 2017/5/27 『サン=テグジュペリ著「夜間飛行」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f71a38f366d7cb3d2f9210556865a792


31冊 2017/6/10 『るるぶ イタリア '17 ちいサイズ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8fd07900803a6cdfe70085b562a20298


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本と雑誌 31冊 『るるぶ イタリア '17 ちいサイズ』 [本と雑誌]

隊長が読んだ「本と雑誌[本]」を紹介するシリーズの第31回は、『るるぶ イタリア '17 ちいサイズ』をお送りします。


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前にも書きました⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c47be7713ebf72b0cdfe5501cc00e0f9 が、今年の7月にイタリア旅行[飛行機]の予定があります。



そこで、大型書店にガイドブックを買いに行きました。



これまで、海外ガイドブックは、全て「地球の歩き方」⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bf64e21d7878240fce15b1470914ac6f を、購入していました。



しかし、今回の旅行地がイタリアなので、ビジュアル的な“ムック(雑誌)系ガイドブック”も、候補に入れました。



事前にネットで調べて、候補を次の三冊に絞り込んで行きました;



「地球の歩き方 イタリア 2017~18」、「るるぶ イタリア '17」、「まっぷる イタリア '18」。



発行年月日は、左から、2016年12月17日、 2016年9月20日、 2017年1月11日、と「まっぷる」が一番新しいです。



価格は、1,836円(税込)、1,296円(同)、1,296円(同)、で「地球の歩き方」が、他二誌よりかない高いです。



書店の棚には、三誌以外にも多くのガイドブックがありましたが、他には目をくれずに、先ずは、「地球の歩き方」をチェック。



やはり、情報量は多いですね。しかし、イタリア全土をカバーしているので、616頁とかなり厚く重いです。



「ローマ」と、「ミラノ、ヴェネツィアと湖水地方」の分冊がありますが、両方買うと3,456円(税込)にもなってしまいます。



さらに、「地球の歩き方 中国 2017~17」にはなかった、読者による口コミが掲載されている点も気になりました。



実際にその地を訪れた人の“口コミ”は、今や出版物よりネットの方が、新しく正確だと思います。



それで、「地球の歩き方」は候補から外し、「るるぶ」と「まっぷる」を比べてみました。



両誌とも、今回訪問する「ローマ」、「フィレンツェ」、「ヴェネツィア」、「ミラノ」に特化しているし、グラフィックの豊富さでも、甲乙つけがたい出来です。



決めかねていると、書棚に「るるぶ」だと“ちいサイズ”、「まっぷる」だと“mini”と呼ぶ、情報量はそのままで、大きさを70%縮小したミニサイズのガイドブックを見つけました。



ミニサイズだと携帯に便利ですね。



そこで、ミニサイズの両誌を比べてみると、「るるぶ」の文字の方が「まっぷる」より見やすいです。



最後の決め手となったのが、「るるぶ」の発行元が、今回利用する“JTBルック”と同グループの「JTBパブリッシング」だった点です。



尚、「るるぶ イタリア '17 ちいサイズ」の定価は、1,296円(税込)です。


 



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21冊 2016/12/7 『テレサ・テンが見た夢』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/003c34225930ed81542e35caf5ec30fc


22冊 2016/12/22『カクテル・ハンドブック』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a1f052d9bc97050f8418a8e12a5f4849


23冊 2017/1/12 『高倉健著「少年時代」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4243287003a72879856b54f7fd572ada


24冊 2017/2/9 『絵本「星の王子さま」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/10551068b08e5edb57b0be02773b31a1


25冊 2017/3/9 『瞳みのる 老虎再来』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4f839d9bbe229dc378239e5811877561


26冊 2017/3/19 『諺で考える日本人と中国人』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1f1dad80dfd1065eb243e2a08f6f25fc


27冊 2017/3/28 『地球の歩き方 中国』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bf64e21d7878240fce15b1470914ac6f


28冊 2017/4/17 『田原著「水の彼方~Double Mono~」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/43b469cdfe84a213638a7a47d58fcb89


29冊 2017/4/30 『邱永漢著「たいわん物語」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/448237a0279a9991426d7e2c89c14e8f


30冊 2017/5/27 『サン=テグジュペリ著「夜間飛行」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f71a38f366d7cb3d2f9210556865a792


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本と雑誌 30冊 『サン=テグジュペリ著 「夜間飛行」』 [本と雑誌]

隊長が読んだ「本と雑誌[本]」を紹介するシリーズの第30回は、『サン=テグジュペリ著 「夜間飛行」をお送りします。


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『夜間飛行』(フランス語原題:Vol de nuit)は、代表作『星の王子さま』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/10551068b08e5edb57b0be02773b31a1 で、世界中に知られるフランス人 アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの小説です。



1931年の出版ですから、『星の王子さま』出版の12年前の作品になります。



自身、郵便飛行機操縦士だった体験を活かした、リアリズムにあふれた作品になっています。



「夜間飛行」は、南米大陸で、夜間郵便飛行という新事業に挑む男たちの物語です。



ある夜、南米の南端のパタゴニア地方からの夜間郵便飛行便を激しい嵐が襲います。



生死の狭間で懸命に飛び続けるパイロットのファビアンには、家で待つ新婚間もない妻がいます。



アルゼンチンの首都:ブエノスアイレスでファビアンの便を待ち受ける支配人リヴィエールは、非常時にも冷徹に司令に当たり部下を寄せ付けません。



そして、ファビアンの便からの連絡は途絶え、燃料料の限界時間が訪れてしまいました。



現代では、「夜間飛行」と聞くと、ロマンチックな光景が浮かびますが、当時はまさに“死と生の狭間”の時間を飛んでいたのですね。



漆黒の闇を飛ぶのが、いかに危険で恐怖だったか、今では想像すら出来ません。



サン=テグジュペリの小説家としての才能が溢れている、詩情豊かな文体の小説です。



フランスの小説家 アンドレ・ジッドが、この作品に賛辞を贈ったのも納得が出来ます。



小説を取題した、オペラが1938年に初演されているそうですが、映画化はされていないのですかね。



映画になった「夜間飛行」を、ぜひ観てみたいものです。緊迫感が溢れながら、美しい情景が映し出される作品になるに違いありません。



尚、光文社古典新訳文庫「夜間飛行」の発行は、2010年7月。定価は533円(税別)です。


 



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16冊 2016/4/28 『絵本「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/29973ce102c830e434a3d5254a8a234c


17冊 2016/5/22 『小泉武夫監修 日本酒百味百題』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/024f1e4cffac057d1640cfa975c60eea


18冊 2016/8/19 『清川虹子「恋して泣いて芝居して」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7d376a06bdbc7339cdd9895dfa4e8e22


19冊 2016/10/22『四方田犬彦著「李香蘭と原節子」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c480053b386de9398f64f43167273f0d


20冊 2016/11/22『有吉佐和子著「紀ノ川」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/504131fd665c00b7ee0e8f8b28dd1003


21冊 2016/12/7 『テレサ・テンが見た夢』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/003c34225930ed81542e35caf5ec30fc


22冊 2016/12/22『カクテル・ハンドブック』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a1f052d9bc97050f8418a8e12a5f4849


23冊 2017/1/12 『高倉健著「少年時代」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4243287003a72879856b54f7fd572ada


24冊 2017/2/9 『絵本「星の王子さま」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/10551068b08e5edb57b0be02773b31a1


25冊 2017/3/9 『瞳みのる 老虎再来』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4f839d9bbe229dc378239e5811877561


26冊 2017/3/19 『諺で考える日本人と中国人』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1f1dad80dfd1065eb243e2a08f6f25fc


27冊 2017/3/28 『地球の歩き方 中国』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bf64e21d7878240fce15b1470914ac6f


28冊 2017/4/17 『田原著「水の彼方~Double Mono~」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/43b469cdfe84a213638a7a47d58fcb89


29冊 2017/4/30 『邱永漢著「たいわん物語」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/448237a0279a9991426d7e2c89c14e8f


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本と雑誌 29冊 『邱永漢著 「たいわん物語」』 [本と雑誌]

隊長が読んだ「本と雑誌[本]」を紹介するシリーズの第29回は、『邱永漢著 「たいわん物語」』をお送りします。


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著者の邱 永漢(きゅう えいかん)は、台湾人の実業家の父と日本人の母の間に、1924年(大正13年)日本統治時代の台湾台南市で生まれました。



1943年(昭和18年)旧・東京帝国大学に入学。終戦後の1946年に台湾に戻りましたが、1948年 台湾独立運動に関係して逮捕状が出たため香港に亡命。



その後、実業家、小説家として、日本、香港、台湾で活躍しましたが、2012年(平成24年)都内の病院で亡くなりました。享年88歳。



この本は、雑誌「週間ポスト」に、1980年(昭和55年)11月から翌年6月まで掲載された10篇の小説を単行本化し、1981年7月に発行されました。



題名の『たいわん物語』は、永井荷風が明治の末期に書いた「あめりか物語」、「ふらんす物語」にあやかったと、著者が述べています。


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10篇のタイトルは;


「雨の台北」


「翁小姐(オング・シャオチェ)の持参金」


「オンリー三代記」


「北投(ぺいとう)温泉の夜」


「台湾慕情」


「小姐(シャオチェ)東遊記」


「おしどり太平記」


「奴隷婚」


「連休の一等客」


「アニマル綺譚」



タイトルを見てもわかる様に、昭和50年代、まだまだ日本と台湾の間に経済格差のあった頃の、日本人の男と台湾人の女の“夜の物語”が、面白おかしく、皮肉を込めて語られています。



台湾と日本の血が流れ、日本語も日本人以上に堪能な邱永漢氏、「台湾慕情」では、“素寒貧(すかんぴん)”などという言い回しを使うなど、表現力が豊かな文章で読み応えがありました。



隊長が、中国上海に駐在していた 2000年代初頭、あちこちで小説に出てくるような「ちゅうごく物語」を見聞きしました。



その後、中国の経済成長も著しく、今は「べとなむ物語」や「らおす物語」などが展開されているのでしょうね。 



尚、「たいわん物語」の発行は、中央公論社、定価は1,200円(税別)です。


 



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1~15冊  省略


16冊 2016/4/28 『絵本「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/29973ce102c830e434a3d5254a8a234c


17冊 2016/5/22 『小泉武夫監修 日本酒百味百題』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/024f1e4cffac057d1640cfa975c60eea


18冊 2016/8/19 『清川虹子「恋して泣いて芝居して」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7d376a06bdbc7339cdd9895dfa4e8e22


19冊 2016/10/22『四方田犬彦著「李香蘭と原節子」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c480053b386de9398f64f43167273f0d


20冊 2016/11/22『有吉佐和子著「紀ノ川」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/504131fd665c00b7ee0e8f8b28dd1003


21冊 2016/12/7 『テレサ・テンが見た夢』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/003c34225930ed81542e35caf5ec30fc


22冊 2016/12/22『カクテル・ハンドブック』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a1f052d9bc97050f8418a8e12a5f4849


23冊 2017/1/12 『高倉健著「少年時代」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4243287003a72879856b54f7fd572ada


24冊 2017/2/9 『絵本「星の王子さま」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/10551068b08e5edb57b0be02773b31a1


25冊 2017/3/9 『瞳みのる 老虎再来』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4f839d9bbe229dc378239e5811877561


26冊 2017/3/19 『諺で考える日本人と中国人』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1f1dad80dfd1065eb243e2a08f6f25fc


27冊 2017/3/28 『地球の歩き方 中国』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bf64e21d7878240fce15b1470914ac6f


28冊 2017/4/17 『田原著「水の彼方~Double Mono~」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/43b469cdfe84a213638a7a47d58fcb89


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本と雑誌 28冊 『田原著 「水の彼方~Double Mono~」』 [本と雑誌]

隊長が読んだ「本と雑誌 [本]」を紹介するシリーズの第28回は、『田原著水の彼方~Double Mono~をお送りします。

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 「水の彼方~Double Mono~」は、中国の歌手・女優・小説家 田原(ティエン・ユエン)の小説「双生水莽」の邦訳本です。


彼女は、「アジアの歌姫」⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f3cf9a0ed4a0b71269d4867dfd3b946f で、紹介しています。


1985年3月30日生まれ、湖北省武漢市出身の田原(Tián Yuán)は、2001年6月、16歳の時に、ロックバンド「跳房子(Hopscotch)」のメインボーカリスト[カラオケ]としてデビューしました。


2002年に、初めての小説「斑馬森林」を出版しました。


2004年には、『蝴蝶 羽化する官能』で映画初出演し、第24回香港電影金像奨で最優秀新人賞を獲得するなど、マルチな活躍をしています。


2007年、北京語言文化大学英語学科卒業の才女でもあります。


2007年に出版された「双生水莽」は、台湾、フランスでも出版され、高い評価を得ています。


訳者の泉 京鹿(いずみ・きょうか)は、1971年東京生まれ。フェリス女学院大学文学部卒業。北京大学留学、博報堂北京事務所勤務などを経て現在に至ります。


原題の「双生水莽」とは、双子の水莽(すいぼう)のこと。水莽とは、毒草。誤って食べると、死んで水莽鬼になると言われています。


物語の主人公 陳言(チェン・イエン)は、武漢の進学校に通う女子高生で、北京の大学に進学します。


田原の経歴と重なるところがあることから、自伝小説とも取られがちですが、自伝とは片付けられない、美しくて残酷な幻想的青春小説になっています。


陳言の前に突然白昼夢となって現れる幼い頃の記憶、幼馴染、友人、初恋、暴力、家族問題、性、青春小説の全ての要素が凝縮されています。


また、当時の中国の若者が、いかに西洋文化の影響を受けていたかが、この小説から垣間見えます。


例えば、陳言と女友達が武漢を流れる長江のほとり⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/44452eafaae24c5c58986299799dee11 に行き、モーターボートが映画「タイタニック」の主題歌を流しながら、川面を徘徊しているのを眺めています。


二人が「また船が沈むよ!」と、モーターボートに向かってわめくシーン、など。


陳言が小学校のころ、幼馴染の程克(チェン・クー)に連れられて河原のローラースケートリンクに行くシーンは、当時の武漢の子供たちの様子が丹念に描写されています。


この小説で初めて知ったのが、武漢にも租界があったことです。二度も武漢を訪れながら、知らなかった自分を恥じています。


この物語の主人公は、陳言ですが、影の主人公は、彼女の夢に度々登場する“象魚”です。


読んでいて、象魚とはどんな魚かわからなかったのですが、陳言の父親が「アマゾン流域が原産で長江流域でよく見られる魚」だと説明しているのを読み、世界最大の淡水魚“ピラルクー”⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d476fb6d6339925518b365bc420edd64 のことだと分かりました。


この小説を読み終わって、映画化してもよい作品だと思いました。10年前でしたら、田原の主演で上映したらヒットしていたでしょうね。


尚、「水の彼方~Double Mono~」の発行は、株式会社講談社、定価は1,600円(税別)です。


===「本と雑誌」バックナンバー ===
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/dc30502bb229b843454e38b8994f9be0

1~15冊  省略

16冊 2016/4/28 『絵本「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/29973ce102c830e434a3d5254a8a234c

17冊 2016/5/22 『小泉武夫監修 日本酒百味百題』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/024f1e4cffac057d1640cfa975c60eea

18冊 2016/8/19 『清川虹子「恋して泣いて芝居して」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7d376a06bdbc7339cdd9895dfa4e8e22

19冊 2016/10/22『四方田犬彦著「李香蘭と原節子」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c480053b386de9398f64f43167273f0d

20冊 2016/11/22『有吉佐和子著「紀ノ川」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/504131fd665c00b7ee0e8f8b28dd1003

21冊 2016/12/7 『テレサ・テンが見た夢』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/003c34225930ed81542e35caf5ec30fc

22冊 2016/12/22『カクテル・ハンドブック』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a1f052d9bc97050f8418a8e12a5f4849

23冊 2017/1/12 『高倉健著「少年時代」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4243287003a72879856b54f7fd572ada

24冊 2017/2/9  『絵本「星の王子さま」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/10551068b08e5edb57b0be02773b31a1

25冊 2017/3/9  『瞳みのる 老虎再来』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4f839d9bbe229dc378239e5811877561

26冊 2017/3/19 『諺で考える日本人と中国人』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1f1dad80dfd1065eb243e2a08f6f25fc

27冊 2017/3/28 『地球の歩き方 中国』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bf64e21d7878240fce15b1470914ac6f


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本と雑誌 27冊 『地球の歩き方 中国』 [本と雑誌]

隊長が読んだ「本と雑誌 [本]」を紹介するシリーズの第27回は、『地球の歩き方 中国』をお送りします。

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 「地球の歩き方」は、ダイヤモンド・ビック社が発行する、海外旅行ガイドブックです。


海外旅行ガイドブックは、各社から出ていますが、昔からお世話になっているのが、「地球の歩き方」シリーズです。


「るるぶ」や「まっぷる」などの“ムック(雑誌)系ガイドブック”に比べて、写真が少なくビジュアル的には見劣りしますが、情報量が豊富なので、愛用しています。


依然『地球の歩き方 ブラジル』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ca73b0782e432177cbe657f02ad4104c で紹介した様に、中国に関しては、“D01 中国”、“D03 北京・天津”、“D04 大連・瀋陽・ハルピン”、“D05 広州・アモイ・桂林”、“D06 雲南・四川・貴州”、の5冊を持っています。


今年の五月中旬に中国南京に旅行する予定です。


「地球の歩き方」で南京が掲載されているのは、“D01 中国”か、“D02 上海・杭州・蘇州”です。


ところが家にある“D01 中国”は、2006年~2007年版なので、掲載されている情報が古すぎます。

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そこで、“D01 中国”か、“D02 上海・杭州・蘇州”の最新版を購入しようと書店に行きました。


両方とも、最新のは2016年~2017年版です。南京に関する記述は、両誌とも12ページで同じ情報です。


価格は、中国全土編が1,800円(税抜)に対して、上海編は1,700円(同)と100円だけ安いですが、ページ数は6割りほどです。さらに、上海編に「上海ディスー」の記載は、一ページのみでした。


そこで、汎用性のある“D01 中国 2016年~2017年版”を購入しました。


家へ帰ってから、2006年~2007年版との違いを検証してみました。


両版とも、ページ数は、712ページで同じです。価格は、旧版の1,780円に対して1,800円と、10年経っても20円しかアップしていません。この10年間、日本の物価がいかに安定していたかの証明になりますよね。


掲載されている広告の殆どは、異なっています。


南京が掲載されているページは、旧版が286ページからなのに対して、新版は234ページから。ページ数は、12ページと同じです。


“概要と歩き方”で紹介されている、みどころ、名所旧跡は、殆ど同じですが、写真が全て新しくなっています。


特に大きく変わったのは、交通関係の情報です。旧版発行時には、南京では開通していなかった地下鉄や、高速鉄道専門の南京南駅の情報が、新しく掲載されています。


ホテルは、文字情報だけだったのが、写真付きで紹介されています。


この10年間の中国の発展の様子が、ガイドブックから見えてくるのも面白いですね。


尚、『地球の歩き方』シリーズの発行は、株式会社ダイヤモンド・ビッグ社です。


===「本と雑誌」バックナンバー ===
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/dc30502bb229b843454e38b8994f9be0

1~15冊  省略

16冊 2016/4/28 『絵本「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/29973ce102c830e434a3d5254a8a234c

17冊 2016/5/22 『小泉武夫監修 日本酒百味百題』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/024f1e4cffac057d1640cfa975c60eea

18冊 2016/8/19 『清川虹子「恋して泣いて芝居して」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7d376a06bdbc7339cdd9895dfa4e8e22

19冊 2016/10/22『四方田犬彦著 李香蘭と原節子』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c480053b386de9398f64f43167273f0d

20冊 2016/11/22『有吉佐和子著「紀ノ川」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/504131fd665c00b7ee0e8f8b28dd1003

21冊 2016/12/7 『テレサ・テンが見た夢』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/003c34225930ed81542e35caf5ec30fc

22冊 2016/12/22『カクテル・ハンドブック』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a1f052d9bc97050f8418a8e12a5f4849

23冊 2017/1/12 『高倉健著「少年時代」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4243287003a72879856b54f7fd572ada

24冊 2017/2/9  『絵本「星の王子さま」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/10551068b08e5edb57b0be02773b31a1

25冊 2017/3/9  『瞳みのる 老虎再来』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4f839d9bbe229dc378239e5811877561

26冊 2017/3/19 『諺で考える日本人と中国人』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1f1dad80dfd1065eb243e2a08f6f25fc


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本と雑誌 26冊 『諺で考える日本人と中国人』 [本と雑誌]

隊長が読んだ「本と雑誌 [本]」を紹介するシリーズの第26回は、『諺で考える日本人と中国人』をお送りします。

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この本は、「五十歩百歩」「塞翁が馬」「四面楚歌」「呉越同舟」のような日本語になった中国語の諺類でないものを中心に、小話風にまとめてあります。


書いたのは、1993年東京生まれで、名古屋華僑総会顧問、日中文化協会会員の内田稔さんと、1976年中国内モンゴル生まれで、名城大学法学研究科博士課程在学中の張鴻鵬(こうほう)さんです。


著者は、この本を通して日本人と中国人との考え方の違いを、これだけはぜひ知っておいてもらいたいと思い、書いたとのことです。


隊長は、同じ漢字を使用している中国と日本で、同字でも意味が異なる漢字がいくつもあることに、以前から興味を持っています。


そこで、これまでにも『日本の「仕事の鬼」と中国の<酒鬼>』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ed3edee244cf65f41b5071bdc4bae8ea を読んで勉強しています。


本書では、日本語になっていない中国語の諺類として、「不到長城非好漢」など66個を紹介してくれています。


ちなみに、この諺は、直訳すると「万里の長城に至らざれば、好漢(立派な男)にあらず」です。


そこから転じて「初志を貫いてこそ、立派な男子と言える」あるいは「高い目標を目指して最後まで頑張らないものは男子ではない」の意味に使われているそうです。


66個の諺類の殆どを、初めて知りましたが、中には「説曹操 曹操就到」など、いくつかは知っていました。


この意味は、「曹操のことを話すと、曹操が来る」。日本語では、「うわさをすれば影」に相当します。


この諺は、外国人向けの中国語教科書にもよく載っています。


隊長が習ったのも、「北京大学出版社」発行の教科書⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5312a9248abc61ecc8592e0fca976888 からです。


難しい中国語の諺類を易しく解説してくれて、時には著者のエピソードなども折り込まれていて、気軽に読むことが出来ました。


ただ一つ注文を付けるとしたら、中国語の読みをカタカナで表記していたこと。中国語学習者としては、ピンイン(中国語の発音をアルファベットを使った記号で表現)で表記してもらいたかったです。


この本を読んで、さらに中国で使われる漢字と日本語の漢字の違いを勉強してみたくなりました。


尚、『諺で考える日本人と中国人』の発行は、株式会社祥伝社。価格は1,800円(税抜)です。

===「本と雑誌」バックナンバー ===
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/dc30502bb229b843454e38b8994f9be0

1~15冊  省略

16冊 2016/4/28 『絵本「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/29973ce102c830e434a3d5254a8a234c

17冊 2016/5/22 『小泉武夫監修 日本酒百味百題』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/024f1e4cffac057d1640cfa975c60eea

18冊 2016/8/19 『清川虹子「恋して泣いて芝居して」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7d376a06bdbc7339cdd9895dfa4e8e22

19冊 2016/10/22『四方田犬彦著 李香蘭と原節子』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c480053b386de9398f64f43167273f0d

20冊 2016/11/22『有吉佐和子著「紀ノ川」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/504131fd665c00b7ee0e8f8b28dd1003

21冊 2016/12/7 『テレサ・テンが見た夢』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/003c34225930ed81542e35caf5ec30fc

22冊 2016/12/22『カクテル・ハンドブック』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a1f052d9bc97050f8418a8e12a5f4849

23冊 2017/1/12 『高倉健著「少年時代」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4243287003a72879856b54f7fd572ada

24冊 2017/2/9  『絵本「星の王子さま」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/10551068b08e5edb57b0be02773b31a1

25冊 2017/3/9  『瞳みのる 老虎再来』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4f839d9bbe229dc378239e5811877561


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